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【マイクロニュース】SARSから10年 中共の仰天治療方法とは

2013年03月03日

 

【新唐人2013年3月3日付ニュース】中国の呼吸器疾病治療のリーダー的存在・鐘南山氏が、最近 スモッグ天気を述べた際、再度SARSに言及しました。2003年のSARSから10年。中共政府系メディアは未だに触れることを避けていますが、微博では大いに討論されています。同時に当時の中共の一部秘密も明かされました。本日のマイクロニュースです。

 

SARSから10年から過ぎ、この記憶は生存者にとっては心重いものです。ある「方渤」という生存者は微博にこう書いています。「私たちのこの群体の生存は実に厳しい。ほとんどの人が骨壊死、肺繊維症になり、寝たきりになった人、癌になった人、亡くなった人もいる。今日、我々152人のSARS後遺症患者は連名で社会に助けを求める。我々は治療のためのSARS後遺症患者救助基金の設立を望んでいる」

 

SARS生存者の現状は、中共のSARS治療に関する一部機密をも漏らしています。微博によると、「過量のホルモン剤を投与されたため、北京のSARS後遺症骨壊死症の発病率は広州、香港、台湾より遥かに高い」

 

「人民日報」傘下の「民生週刊」も10年前のSARSを追憶。記事によると、当時小湯山病院に送られてきた40代の女性患者が車から降りると、壁にもたれ掛って泣いていました。壁の監視カメラと入り口の武装警察に無名の恐怖感を感じたのでした。彼女は泣きながら聞きました。「ここは死亡収容所なの?私たちを実験に使うの?」「民生週刊」は文中で小湯山病院を「患者の恐怖心を取り払った」と賞賛しています。しかし、小湯山病院は正に医学実験収容所で、中共当局は送られた人たちに過量のホルモン剤投与を知らせなかったのです。

 

中共が2002年末~2003年3月までの間、SARS蔓延の真相を隠蔽していたことはもう秘密でもありません。最初に隠蔽した広東省の張徳江書記は、今や中央の常務委員に昇進しています。当局の隠蔽によって、SARSは爆発的に広がりましたが、当局からの患者への賠償はなく、微々たる補助のみです。しかもまともな治療方案さえないのです。

 

現在に至るまで、中共はSARSの後遺症である「骨壊死、肺繊維症、鬱病」を認めるのみです。しかし、ホルモン剤による数十種副作用やSARSが人体6大臓器に対する損傷は含まれていません。最も極端な例が、こちら「許瑞芹」という看護婦がSARSに感染したため、病院から解雇されました。彼女が提訴しようとも、裁判所は受理すらしないのです。

 

微博ではある問題が提起されています。「もしもう一度SARSが来たら、我々はどうするべきか?」 天災であれば免れる事ができないかもしれませんが、しかし中共体制の下では人災による死傷者数の方が天災より遥かに多く、一部の天災に九部が人災なのです。次の天災の前に「人災」から免れる唯一の方法は中国共産党を解体することです。

 

本日のマイクロニュースはここまで。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/02/01/atext840881.html (中国語)

(翻訳/坂本 映像編集/工)

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